焼酎ファンにも人気
祇園花見小路。これほどに京都らしい佇まいを見せる界隈はほかにない。弁柄色の「一力茶屋」から南へ。歌舞練場までの道筋には多く舞妓や芸妓が行き交い、その姿をおさめようと、カメラ片手の観光客が後を追う。そんな艶っぽい道の傍らに、黒い格子もしっとりとした風情で客を待ち受けるのが「佗家古暦堂」。まだ新しい店ながら、最近、地元は勿論、観光客からも多くの支持を集めている鶏料理店。店に入って先ず目に付くのが、棚に
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鑑真号(一日目)
外国航路、上海航路の航海記である。太平洋戦争前にも上海航路があった。神戸を午前一一時に出て、長崎に翌朝九時に寄港、午後一時に出港して翌日午後三時に上海に着く。船は日本郵船五、二六〇トンの「長崎丸」と「上海丸」、イギリスで建造した二本煙突の速力二一ノットの高速船である。さて、私の乗る上海航路は残念ながら当時とはかなりムードが落ちると思うがやむをえない。香港以外、中国本土には一度も行っていなかったし、
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モノクラスのクルーズの時代
南太平洋、特にオーストラリア、ニュージーランド近辺はイギリス系の客船やノルウェー系の客船がクルーズしていて、船もしっかりした大型船であるから悪くはないと思う。日本でおなじみのロイヤルヴァイキング社や、P&O社系のプリンセスクルーズなどである。公室の数と種類客船の船内の居心地の良さは船旅のたのしさに影響する。つまりキャビンや公室の良さである。カーフェリーで国内を走っていても、特等の二人部屋にいるのと
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念には念を
本来は口コミがベストなのだが、それが適わぬときは、雑誌やガイドブックなどのマスメディアで紹介されている店をつぶさに検証し、セレクトする。出来ればここまでは、京都にやって来るまでに済ませておきたい。そしていざ京都を訪れたなら、念を入れて、あらかじめ店の様子見をする。心が決まったなら予約の電話を入れる。が、ここでも、もしも店側の電話応対が悪ければやめて他店に切り替える、という覚悟も必要だ。そのために、
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京都人にとっての「御所」
地下鉄烏丸線「今出川」駅で降り、一番南にある6番出口から地上に出ると、そこは烏丸今出川の交差点辺り。今出川通を挟んで建つレンガ造りの洋館は、京都でも有数の私立大学「同志社大学」で、右に見える森が「御所」だ。通称「御所」、正しくは「京都御苑」である。「京都御苑」の中には「京都御所」、即ち天皇のお住まいがあり、本来であればこちらでお過ごしいただくはずが、わけあって今は東京に仮住まいをされている、という
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