鑑真号(一日目)

2012.01.08

外国航路、上海航路の航海記である。太平洋戦争前にも上海航路があった。神戸を午前一一時に出て、長崎に翌朝九時に寄港、午後一時に出港して翌日午後三時に上海に着く。船は日本郵船五、二六〇トンの「長崎丸」と「上海丸」、イギリスで建造した二本煙突の速力二一ノットの高速船である。さて、私の乗る上海航路は残念ながら当時とはかなりムードが落ちると思うがやむをえない。香港以外、中国本土には一度も行っていなかったし、海にはぜひ行ってみたいと思っていたので計画をすすめたのである。

(関連情報)
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船は中日国際輪渡有限公司の「鑑真号」である。日本−中国定期フェリーなのだ。元有村産業の沖繩航路のフェリー「飛龍」で、私は沖縄に行ったことがある。外国航路ということで改造されて当時とは多少外観が変わっている。個人で勝手気ままに旅がまだできない中国であるので上海船の旅という一応のツアーに参加することになる。





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