沖縄の空手の流派の支部
現在、沖縄の空手の流派の支部は世界各地にあり、海外で修得に励む外国人もたくさんいる。彼らにとっては、本場沖縄で師範から直接手ほどきを受けるのは夢で、実際、沖縄の道場には海外からの弟子を受け入れているところも多い。沖縄も含め、目本の空手はいくつもの流派に分かれている。現在、沖縄にある流派は8つ。流派内での試合はもちろん、他流派との試合も行われている。格闘技という大きなくくりのなかでボクシング選手とプロレス選手だって試合しちゃうし、空手とキックボクシングを融合したK―1なんていうのもある時代だ。
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こうした格闘技の現状のなかで、発祥の地である沖縄の空手は果たして「強い」のだろうか?そこで、小林流初段の空手家にズバリ聞いてみた「沖縄の空手は強いのですか?」。とても空手をやっているようには見えない温厚な氏は、困ったような表情で、「うーん、うちの道場ではあまり試合に参加しないし、ほかの格闘技との交流はないので絶対的なことはいえないのですが、強い人はたくさんいると思いますよ」氏の通う道場では、勝敗を決める試合に意味を求めず、空手の本筋である「型」と「組手」の鍛錬に集中するという考え方なのである。「自分達は凶器としての空手ではなく、身体の鍛錬と精神の修養のため、つまり肉体・精神の鍛錬のために、空手をしているのであって、(他者と比べて)強いとか弱いとかはあまり問題ではないです」氏はそういい切った。う〜ん、やはり沖縄の空手は奥が深い。ちなみに、飲み屋でからまれた場合でも、腕に覚えがあるからといって自分から攻撃することはない。そういうときは、逃げるようにしているらしい。それでは最後に、空手の長老である上地流の友寄隆宏師範の言葉で締めるとしよう。「空手の道は禅に通じる。強さは二次的なものでしかない」
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